自分が飛ばしたいエリアが、飛行禁止区域なのか確認できる無料アプリ『ドローンフライトナビ』
GPSにより、今いる場所が飛行禁止区域なのか即時に分かります。
App storeのレビューでは(4.6)の高評価で、分かりやすく重宝すると評判です。
この記事では、『ドローンフライトナビ』の使い方や禁止区域の見方を説明します。
※現在iPhone版のみインストール可能です。
『ドローンフライトナビ』の使い方
アプリを立ち上げ、右上の赤い四角をタップすると現在地が表示されます。
真ん中にピンが現われ現在地が表示されます。
他の地域を見たい場合は、赤枠の虫メガネをタップして住所を入れましょう。
一番下にある青い枠は画像の切り替えです。
アプリの操作方法は至って簡単です。
次は色分けで表示されている場所はなんなのか、見ていきましょう。
色分けでわかる飛行禁止区域
「赤・緑・紫・黄」4つの色に注視してください。それぞれの意味は、
- 赤‥人口集中地区(DID)
- 緑‥空港や周辺(進入表面など)
- 紫‥空港飛行禁止空域
- 黄‥小型無人機等飛行禁止法による飛行禁止区域
となっています。
赤‥人口集中地区(DID)
人口集中地区とは、国税調査を元に一定の基準によって設定される人口密度の高い地域。
緑‥空港や周辺(進入表面など)
空港やヘリポート等の周辺に設定されている「進入表面・転移表面・水平表面・延長進入表面・円錐表面・外側水平表面」の上空の地域。
紫‥空港飛行禁止空域
以下の空港では、進入表面もしくは転移表面の下の空域も飛行禁止エリアに指定されています。
- 新千歳空港
- 成田国際空港
- 東京国際空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
- 大阪国際空港
- 福岡国際空港
- 那覇国際空港
黄‥小型無人機等飛行禁止法による飛行禁止区域
重要施設の周辺地域の上空における小型無人機などの飛行の禁止。
小型無人機等飛行禁止法に関して詳しく書いてある記事があるので、こちらを参考にして下さい。
【トイドローン(200g以下)の規則】法律で制限されている空域は?
飛行禁止区域でも国土交通省により、認可や承認を得ている場合は飛行可能です
日出・日没時間が確認できる
なぜ日出・日没時間が表示されているのかというと、航空法により夜間飛行が禁止されているからです。
因みに航空法で禁止されている遵守事項はこちら
- アルコールや薬物摂取時の飛行禁止
- 飛行前後の機体の点検義務
- 他の飛行物との衝突の予防義務
- 危険な飛行の禁止
- 夜間飛行の禁止
- 目視外の飛行禁止
- 人または建物との距離が30m未満での飛行の禁止
- イベント上空の飛行の禁止
- 危険物の輸送の禁止
- 飛行中の機体から物件投下の禁止
5~10については、地方航空局長の承認を受けた場合に限り飛行することが可能。
航空法の違反に関しては、罰則が設けられています。
安全のためにルールを厳守することが大前提ですが、覚えておきましょう。
『ドローンフライトナビ』アプリの口コミ
良いアプリです!
無料アプリで神アプリですね。
ドローン飛行する計画をたてるとき、実際に飛ばす際に現地で確認するときなどとても役に立ってます。不具合もなく素敵なアプリです2018/03/16
シンプルさがいい。
飛行制限エリアを知るために特化したシンプルさが使いやすい。
現在地把握で今いる場所は制限エリアかどうかも一発でわかるのが良い2018/03/06
警察官から職質に遭いましたが
このアプリのおかげで職質クリアしました、これからも活用させていただきます。2017/06/17
App Storeで評価4.6だけあって、役にたっていると評判でした。
中でも目立った口コミはこちらです。
- 使いやすく、色分けされていて分かりやすい
- webでいちいち調べなくてもよくなった
- GPSにより現在地が飛行可能か瞬時にわかる
- 航空写真と重なって表示できる
充分にメリットの多いアプリですが、使用してみて少し残念な点がありました。
『ドローンフライトナビ』アプリのデメリット
- 各都道府県や市町村が設定している禁止区域が表示されていない
- 領域が重なる所の色が濃くなる
この2点ですが、日本全国の禁止区域を把握するには、無料ではできない気がします…
デメリットと言うほどでもないですね。
『ドローンフライトナビ』は神アプリ
出先や旅行先などで飛行できるかどうか、前もって調べることができるので、ほんと助かっています。
無料アプリでありながら随時アップデートされ、改善も行っているはありがたいですね。
ドローンユーザーは、スマホに入れておくべき必須アプリです!
※現在iPhone版のみインストール可能です。